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私立高校では教員の37%が「非正規」 (2012年10月20日)
文部科学省の調査によると、全国の私立高校で非正規の講師(非常勤・常勤)が増えており、2011年には全体の36.8%(約3万4,000人)を占めたことが明らかになった。非正規の比率は、公立高校の19.7%よりも17ポイント以上高いことになる。少子化による生徒数の減少から経営難に陥る高校が増えているなか、重荷となる人件費の抑制が続くとみられる。
60歳以上人口が2050年に世界で20億人に (2012年10月10日)
国連人口基金は、世界における60歳以上の人口が2050年に20億人を超え、15歳未満の人口を初めて上回るとする予測結果を明らかにした。
60歳以上の人口は2012年現在8億1,000万人(全人口の約12%)だが、2050年には20億人を超えて22%を占めるようになると予測されている。
がん患者の就労についての支援事業を創設へ (2012年10月10日)
厚生労働省は、がん患者の治療と職業活動の両立を支援する事業を来年度から始めることを明らかにし、就労問題に詳しい専門家を雇う病院に対して補助金を出すことがわかった。今年6月に閣議決定された「がん対策推進基本計画」の柱である「働く世代への支援」の初の具体策となる。
「職能段位制度」創設で成長3分野の人材を育成 (2012年10月10日)
政府は、成長性の高い3分野(介護、温暖化対策、農漁業高度化)における仕事上の実践的能力を、全国統一基準に基づく「段位」で業種ごとに評価する新制度を立ち上げる方針を明らかにした。企業の枠を越えた「働く力」を測定する仕組みを設けて成長3分野の人材育成につなげるのがねらいで、年内にも認定を開始する。
東日本大震災被災者の医療費免除 202市町村が継続へ (2012年10月10日)
厚生労働省は、東日本大震災で被災した国民健康保険加入者の医療費の窓口負担を免除する国の支援措置が9月末で終了したも、36都道府県202市町村では引き続き継続するとする調査結果を明らかにした。それ以外の自治体では原則自己負担となり、地域差が生じる。